off-limits

オフリミット、立ち入り禁止って意味ですな。何の話かって?
不倫の話(^^;

アメリカ不朽の名作戦争ドラマ、コンバット第20話のタイトルがoff-rimitsで日本語訳もオフリミット。

あらすじだけご紹介。

新婚ほやほやのアメリカ人夫婦がいる。第2次世界大戦の渦中、旦那さんは陸軍歩兵として徴兵されヨーロッパへ。

おかみさんは看護婦として戦地へ、但し少尉と言う管理職なので自らの意志で行動したと思われる。

さて、二人は野戦病院で劇的な再会を果たし旦那は大喜び熱烈キッス、おかみさんも応じるが何処か浮かぬ顔。

旦那の部隊は進軍途中だったので僅か数十分の再会で時間切れ。

その後、部隊の仲間が先に負傷しおかみさんの勤務する病院へ運ばれ、軍医と不倫してる事を知ってしまう。

そこへ旦那も頭を負傷し手術が必要な状況で搬送され、執刀するのは不倫相手の軍医さん。

搬送に付き合った旦那の上司サンダース軍曹(主役)におかみさんが不倫を打ち明け、聞きたくないと言うサンダースに無理矢理語る。

「旦那には助かって欲しい、きちんと話して離婚して・・・軍医と結婚したい。死なれちゃったらその話が出来ないから、軍医とも結婚出来ない」

サンダースは答えず「自分が考えているのは一人でも多くの部下を生き残らせる事だけ」と言い立ち去る。

先に負傷して運ばれた戦友は「あの女、ひでえや」と罵る。

サンダースは「うるせえ、お前は何も言わず黙ってろ!」と鬼軍曹ぶりを発揮。

手術の結果、旦那は一命をとりとめるが、おかみさんと軍医の不倫は知らぬまま・・・一話完結なのでここで終わり。

その後に関しては視聴者の皆さんが想像してね、かな。

いや、広末さん夫妻のW不倫報道を外から眺めていたら、このコンバット第20話を思い出してしまったわけで。

コンバットはW不倫の話じゃないけど、結局はダブルであろうがそうじゃなかろうが同じ事。

キーワードは3個ある

おかみさんの告白
「旦那には助かって欲しい、きちんと話して離婚して・・・軍医と結婚したい。死なれちゃったらその話が出来ないから、軍医とも結婚出来ない」

友人の義憤
「あの女、ひでえや」

サンダースの答え
「off-rimits」

あなたはどう感じますか?

おかみさんの告白には違和感を感じる、訊かれてもいない不倫話を旦那の上司にペラペラ話す。

「よくない事と分かってる旦那にも申し訳ない、でも惚れちゃったから仕方ない。だから筋を通して離婚したい。」

何処かで自己正当化しながら苦しい胸の内を明かし、相手に理解を求めている。

戦友の義憤は当然かもしれないが、おかみさんに直接ぶつける言葉でもあるまい。

これらに対しサンダース軍曹は明快に同じ態度で臨む。

「よそ様の夫婦の事、立ち入り禁止だ」

素浪人はサンダース軍曹のようにありたいと思う。

結婚&離婚と不倫&恋愛と

下世話過ぎる話は余り好みじゃない、恋愛、結婚、不倫、離婚、しょせんは人様の話であり他人事だ。

オフリミットでいいのだけれど、感想だけは書いてみる。

何故なら素浪人はモノカキだから。ツイッターやインスタ、動画配信などで感情をばら撒くのではなく、責任を持ち自己表現をします。

さて、いわゆる文春砲にW不倫を直撃されて

絶対にありません! 子どもが3人いるんです。ありません!

引用元:週刊文春

まず、この言葉に違和感を持った「じゃ、子供いなきゃ不倫していいわけ?」って事なの?

動揺してしまい咄嗟の発言であったと思うけど、これだけでも叩かれる要素がある。

しかも文春砲の第2弾、第3弾が出ると分かるとアッサリ白旗。

広末さんも鳥羽さんもW不倫を認めて謝罪。

ところが沈静化するどころか直筆の交換日記やラブレターが掲載されてしまう。

出逢ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて…本当にほんとに、ほんとうに、、ありがとう

引用元:週刊文春2:(きもちくて は引用元のまま掲載)

誰がどんな目的で提供したかは分からないけど、有名人はツラクてクルシイですね。

おっと、大切なのはそんな事じゃなく

「ここまで恋愛してるなら仕方ないじゃん」

かな。

相手への恋心が愛が溢れています、十代の子が書くラブレターのよう。

結婚してるから、不倫だから、子供いるから?って、この恋愛感情を簡単に否定出来るかな?

素浪人は常識派なので単純に「良くないよね」とは言える。

でも【悪】であると言い切る度胸はない。

心の赴くままに生きるのはガキ、大人はそうは行かないし出来ない。

もしかしたら二人ともそう思い、ブレーキをかけようとしていたかもしれない。

まあ、二人ともアクセルだけでブレーキが無かったかもしれない、それは誰にも分からない。

一昔前まで不倫は男の責任だったけど、令和の現代はそうじゃない。

男女平等とはそう言う事だ。

全てを捨てて二人で0から出発するのも可能。

両方のご家族にトテツモナイ心労が伴うけど、覚悟があるならそれも仕方ないでしょう。

芸能人じゃなくてもシェフじゃなくても、食べていく道はある。

でも「惚れてしまったから不倫しちゃった」の言い訳はオトナの世界では通用しないし正当化も出来ない。

そこからはオフリミット、他人が立ち入る話じゃないですな。

結婚とは夫婦とは~先人達の教え

恋愛、結婚、不倫、離婚、古くて新しい話で紀元前から続いていること。

ギリシャの哲人ソクラテスは「結婚してもしなくても後悔するだろう」と述べている。

2000年以上前の話、でもこれが真理であったりして人間は同じ事を21世紀になっても繰り返している。

「人類が成長してないから?」「智慧が足りないから?」

そうではない、その位「ココロ」とは複雑なものだったりすると言う事。

ただ歴史上の哲人、賢人達は「結婚しない方が幸せ」と語る人の方が多いのが事実。

「やっぱりそうなの?」

いやいや、ではホメロスの言葉を紹介しておきましょう。

妻と夫が心を共にし一つの家庭を営む事ほど心強く素晴らしい事はない

何千年も答えが出ていない話、どう受け取るのかどう行動するかは自分で決めるしかありません。

よそ様の事はオフリミットでね。

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